お菓子〜Süßigkeiten〜甘いものだけ?

今でこそ、日本でも「スイーツ」と呼ばれるようになって
おやつに食べられるもので 甘いものだけを指す言葉が普及していますが
私がドイツに来たばかりの頃は 日本語では食事以外に食べるものは 「お菓子」であって 「スイーツ」とはあまり呼ばれていませんでした。

「お菓子」・・・そう、お菓子。


日本語の「お菓子」とは


お菓子とは何なのか 調べてみると

食事のほかに食べる嗜好品 (しこうひん) 。ふつう米・小麦・豆などを主材料とし、砂糖・乳製品・鶏卵・油脂・香料などを加えて作る。和菓子洋菓子、また生菓子干菓子などに分けられる。古くは果物をさしていい、今も果物を水菓子 (みずがし) とよぶ。

菓子(かし)は、甘味や塩味などの味覚を強調し、あるいは食感などの触覚を工夫し、各種の匂い嗅覚などの食味感覚嗜好品として製造、調理された食品


どちらにしても 「お菓子」という言葉だけでは 「甘いもの」に限定されず、
食事以外で 食べる食品、嗜好品ということですね。


ドイツのお店でお菓子を探したら


ドイツに来たばかりの頃、やはり3度の食事だけでは物足りない!
なにかお菓子が欲しいなあ〜と スーパーに行ってみると
お店の入り口付近にあったお菓子コーナーには チョコレートやクッキーやキャンデー、グミの類ばかりで ポテトチップスなどが見当たらない。
「あれ? ポテトチップスがない、ってこと、まさかね?」
お店の中を歩き、レジの付近まで来た時、見つけました! ポテトチップス。


お菓子=Süßigkeit(en)? 甘くないものは?

そこで 早速 「お菓子」のドイツ語を調べてみたら・・・

Süßigkeit (die, -en)  (ジュースィヒカイト)

süß は 形容詞で「甘い」という意味。
え?  「お菓子」で調べたのに・・これは「甘いもの」ではないですか!!
「スイーツ」ですね。
塩辛いもの、スナック菓子は ドイツでは お菓子ではないの?

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ドイツで代表的なスーパーなどで売っているお菓子といえば グミやチョコレート!


甘いものはお菓子、 スナック菓子はお酒のおつまみ?

今でこそ 随分と多種多様な「お菓子」が 売っていますが
ドイツのディスカウントスーパーでお菓子,Süßigkeitenといえば
前述の チョコレート、クッキー、ビスケット、グミ、キャンディ、ガム。。

そして、別のコーナーに(大抵、お酒のコーナーの近く)
ポテトチップスなどの 芋、コーン、小麦粉を原料にした スナック菓子が売られていました。
これらは 「Knabberei」とも言われます。
knabbern 「ぽりぽりと食べる」「かじる」という意味の動詞から来ている言葉です。
Knabbereiという言葉はもともと主に話し言葉で使われる単語でしたが 他にスナック菓子をあらわす単語がないせいか、この単語が書き言葉でも使われるようです。
(辞書には載ってないことも多いですね)
以前は Knabbereiというと
ポテトチップス、
Erdnussflips(ピーナツ味のコーンスナック)、
Salzstange(塩味の小麦粉で出来たスナック)
この3種類とそのバリエーションくらいしか売ってなかったものです。



süßは形容詞 Süßigkeitで名詞ですが


形容詞に「-keit」や「-heit」をつけて名詞に出来る単語があり、(その場合は女性名詞)
süß  もそうです。
keitをつけて  die Süßigkeit, die Süßigkeiten

さて・・・
お菓子、甘いものといえば 子供達が大好きなもの。

「ねえ、お菓子ちょうだい!!」と子供たちがよく口にするのは 洋の東西を問いません。
ドイツの子供たちは(当然のごとく)ドイツ語を話しますが ここで 正確にいえば間違っているドイツ語が あちこちで聞かれます。

”Ich möchte süß!" ・・・・・ (←これは文法的に間違い!です)

その場合は「Süßigkeit」”Ich möchte Süßigkeiten (haben)!” (甘いものが欲しいなあ) と言わなきゃ!!
または ”Ich möchte etwas Süßes." ですよ。。 

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