【外国語学習】ランゲージラボラトリーでの練習

中学校に行くと「コンピューター室」というものがありますが
その昔は「LL教室」と呼ばれる部屋があった学校も多いのではないかと思います。

「LL教室」、Language laboratory(ランゲージ・ラボラトリー)は アメリカの心理学者、行動分析学者のスキナーの理論から開発され 1950年代からアメリカで使用、ドイツでも1960年代から戦後、外国語教育の重要性が叫ばれ、教育機関に普及しました。
私が渡独した当時は 大学にLL教室(Sprachlaor シュプラハラボア)があり、色々が言語のカセットテープ(!時代ですね)が備えられていました。
ドイツ語教室の授業の一環として利用したこともありますが 個人でも学生であれば利用可。 何度も利用させてもらいました。

当時、私が登録していたフライブルク大学では LL教室の個人の利用は平日の午後、30分おきに入れ替えでした。 あらかじめ 部屋の前の張り紙に希望する時間のコマに名前と希望の言語の希望のカセットの番号(そのためのカタログがありました)を記入して予約します。その時間が来たらラボの前に並び、順番に学生証をみせて予約したカセットテープを受け取り 指定の席に着いて自習することができる、というものでした。
LL教室のカタログ見ると 「外国人のためのドイツ語」のカセットテープが充実していて 初心者用の話すことが目的のプログラムを順番に予約して 毎日のように ランチの後はLL教室に通っていました。

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私がよく利用したプログラムは ・・・例えば

例文として Ich bin Student.  (私は学生です)という文章が挙げられ、その後に 主語となる言葉が流れます。
すると即座にその言葉を主語にした文章につくりなおし、話します。
その後に回答が流れます。 

つまり

音声:Du
学習者吹き込み用のポーズ時間:・・・・・  (ここで Du bist Student. と話す)
音声:Du bist Student. (回答です。もちろん、ネイティブの良い発音)

音声:Er
学習者吹き込み用時間 
音声:Er ist Student.


この例の場合は (sein動詞は人称変化しますが)その主語にあった正しいsein動詞の形を「考えることなくすぐに」答えられるようにする、が目的ですね。
語学学習教材を利用した方なら おそらくすでにご存知のメソッドです。
このメソッドそのものは 悪くないと思います。
ドイツ語の文法の問題集も 特に初心者用だとこのタイプの問題がかなりあります。
書くのも良い練習ですが LL教室にあるような練習方法だと ぼやぼやしていると音声が答えを言ってしまうので 音声の回答が来る前に答えようとすると 結構良いトレーニングになります。
(もちろん、この際にカセットテープなどの音が流れるのを一時停止などさせてはダメ!)

現代だと CDやネットでそう言った練習ができます。

練習そのものは単純ですが やはり単純な練習を何度も繰り返して身につけるのが
スラスラと外国語を話す には一番の学習方法です。
この学習では ドイツ語を日本語に訳すこともしません。
既に習った文法事項で自分のレベルより少しだけ簡単なものからトライするのがオススメです。

LL教室にあったような語学学習教材は 購入すれば結構な値段がし、しかもその当時はLL学習用のカセットデッキ(自分が吹き込んだ声は消去でき、テープに吹き込まれている教師の声は消去できないもの)も結構な値段がしたと思いますが
大学の学生はそういった機器、教材を好きなだけ無料で使えたのです。
今、思うと とても恵まれていたのですが

なにしろ、お昼ご飯をたらふく食べた後で ランゲージラボラトリー通いです。
(大学の学食〜メンザ〜は おかわり自由で 若かったその当時はかなり食べていました)

眠くて眠くて・・・ヘッドフォンしてオウムのように音声をリピートしながら 何度もeinschlafen(寝付く)してしまったのは 言うまでもありません(汗)

Ich bin wieder eingeschlafen.....(また眠りこけちゃったよ〜〜)

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