【ドイツ語】形容詞の格変化をマスターする

形容詞の格変化の3つのパターンを紹介しました。

ドイツ語の文法を習うと、形容詞の格変化にはこの3パターンがあると習いますが
実際には 「この時は強変化だから・・」などと考えなくても 形容詞の格変化を正しく使いこなす事ができます。

そのためには 定冠詞の格変化をしっかり覚えてしまいましょう。

(タブレットやスマートフォンだとそれぞれの記事中の表の右端が欠けてしまっています。 
改善の方法を検討中なのですが PC以外で読んでくださっている方、申し訳ありません・・)

以下の点はしっかり押さえておいてください。
  • 定冠詞の格変化を覚える
  • 男性名詞と中性名詞の2格には 名詞にsをつける 
  • 複数形の3格には 名詞にnをつける 

では 形容詞の語尾はどうなるかというと

名詞の性や格は 冠詞か形容詞の格変化のどちらか一方でわかるように出来ています。
冠詞類がその名詞の格を教えてくれる場合は 形容詞にはenをつけます。
(格の変化は冠詞がしてしまえば形容詞はしない、ということですねえ)

  • 冠詞が その名詞の性や格を教えてくれる場合は 形容詞の語尾はen
  • 2格は名詞にsがつくので 形容詞にはen。 女性名詞と複数形はsが付かないから冠詞がない場合はer
  • 男性1格と中性1&4格は 曲者注意! 
  • 女性1&4格はeの韻を踏む
  • 複数形はenが好き

では、行きます!!



1. 冠詞が名詞の性や格を教えてくれる場合

定冠詞の最後にある このアルファベット文字があれば「この名詞は◯格だなあ」とわかるのです。
どういうことかと言いますと・・この文字です。
(なので定冠詞の格変化はマスターすべき!)

 男性女性中性複数
1格rese
2格srsr
3格mrmn
4格nese
(覚えるには定冠詞の形で覚える方が良いです)

形容詞の前に付いているものがこれらの文字をつけていれば
形容詞の格変化は 原則en です。
(原則enで 後に述べる3と4の例外だけeだと思えば・・良いです)
ついていなければ 形容詞にこの表の文字をつけてあげます!
(形容詞格変化にeは常に付きます)


2. 2格には名詞にsがつくので en

名詞にsがついていれば そこで 「ああ、この名詞は2格だな〜」とわかります。
なので 形容詞まで変化させる必要は ない! (と、ドイツ人が思ったかどうか・・)
女性名詞と複数形にはsが付かないのですが 冠詞類のrがついたものが形容詞の前にあれば-en, なければ-er

3. 男性1格と中性1&4格

不定冠詞でeinになるところです。
不定冠詞が「何も教えてくれない」形だと思えば、 その後の形容詞にrsをつけてあげなくてはいけませんね。
なお、この男性1格と中性1&4格は 定冠詞などでその名詞の「格」がわかったらeしかつけないところです。

4. 女性のeは韻を踏む (1&4格)

実は私が その響きが気に入っているところです。
女性名詞につく冠詞dieとかeineとか 最後がeの冠詞類の後の形容詞もeで終わります。
eine kleine Nachtmusikって モーツァルトの素敵な曲もありますね。

5. 複数形はen

(これは余計なことかもしれませんが)
形容詞の格変化表を見れば一目瞭然。
強変化以外enをつけます。 
私の頭の中では 「複数形はenが好きだなあ〜〜」なんですよ。
定冠詞でも3格はdenだし名詞の最後にnもつけるし。



Ich habe ein weißes Kaninchen. (わたしは白いウサギを飼っています)
  中性名詞Kaninchen 冠詞はein で 中性4格を示すsを持っていないので 
  形容詞にesをつけます。

Das weiße Kaninchen ist gesund.(その白いウサギは健康です)
  定冠詞が来て中性1格を示すsがあるので 形容詞にはeのみです。 

Das Kaninchen trinkt frisches Wasser. (そのウサギは新鮮な水を飲みます)
  Wasserの名詞の前には冠詞が来ていないので 
  中性4格を示すために形容詞にesをつけます。

うさぎもしっかり水分を取っていますよ!

この記事へのコメント

  • bienes

    白うさぎさん なるほど・なるほどね~
    いつもわかり易く説明してくれて助かります(#^^#)
    韻を踏むところも面白い

    だんだん形容詞が身近になってきつつあります
    そしたらね 所有代名詞との混乱が生じ始めて・・・
    時々 ムム?っていう感じ
    なかなかドイツ語は置きが深いね 
    2017年06月03日 13:21
  • しろうさぎde

    bienesさん

    ドイツ語、質実剛健なドイツ人の言葉らしいなあ〜と思うんですよ。無駄もないけれど 省略もしない、というか・・所有代名詞、混乱するのは これも格変化をするからかな?(検討違いだったらごめんなさい)所有代名詞は冠詞の一つだと思うと区別が付くと思いますよ。(不定冠詞と同じ変化をしますね)
    私はドイツ語の文章の響きが好きなので 形容詞の入った文章もなんとなく響きで覚えてしまいました。 
    ところで こちらで〜おせっかいしろうさぎがとおります。
    Vielen Dank, daß Sie gekommen sind!
    2017年06月04日 05:51
  • bienes

    白うさぎさん
    私今頃気が付きました!
    Vielen Dank für alles!
    Sieはsindでしたよね~うっかりぽっかり~
    ところでVielen DankとDanke schönなどなど
    ”ありがとう”っていくつかあるけどその使い方の違いってどんな時?
    またいつか 機会があったら教えてくださいな
    2017年06月05日 15:02
  • しろうさぎde

    bienesさん

    Keine Ursache!(どういたしまして!)
    「ありがとう」の言い方、本当にいろいろあるんですが 特に使い方に違いはないです。その人の口癖とか地域によってよく使われる言い方とか・・
    "Danke!"だけよりは "Danke schön!"や"Vielen Dank!"の方が丁寧(「ありがとう」と「ありがとうございます」の違い)というくらいかな。
    「どういたしまして」も"Bitte schön!"以外にもいろいろ言い方がありますが、使い方はあまり差がないですよ。
    2017年06月06日 16:52