外国語学習に完璧は目指さない、目指せない

先日、発音がうまくできなくて一番苦手な単語 という記事を書きましたが
読んでくれた友人に
「え? しろうさぎdeさんでも 上手く発音できない単語があるの?」と尋ねられました。

はい、あります!! 沢山あります!!
私は ドイツに長年住んでいて 私以外の家族はドイツ語を母国語としていますが

私自身の専門はドイツ語ではなくて(←これは あまり理由にならないけれど) 20歳を過ぎてからドイツにやって来ました。
それまで 日本に住んでいた時には ドイツ人とのコンタクトは全くありませんでした。

ので・・・私の耳は完璧に「日本人の耳」です。

20歳を過ぎてからドイツ語に触れた人間にとって
ドイツ語は(それ以外の外国語でも) 永遠に「外国語」なのです。
(母国語にはなりません)

外国語の発音で 母国語にない発音は 永遠に完璧には聞き取れません&(だから)発音できません
外国語として習った言語の語彙は 母国語としてドイツ語を話している人には どんなに頑張っても追いつきません。
(まあ、母国語としてドイツ語を喋っている人でも 語彙力のない人もいますが そういった人などはこの際考慮に入れていませんが)

・・・ああ、現実は厳しい!!

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ケルンの中央駅すぐにあるホーエンツォレルン橋。
ケルンですよ、Köin!!

外国語を勉強するのは
ドイツに来てドイツ語を勉強するのは ある意味とても楽しいことです。
最初は 全くわからなかったドイツ人の会話が理解できるようになったり
一人で 外国の街を歩けるようになったり。 (いえ、言葉がわからなくても歩くことは出来ますが 街で買い物など不自由せずにできるようになったり、ですね)

ですが
ドイツ語の語学学校に行ったり、ドイツに長年住めば 
いつか、ドイツ語がペラペラになって 
どんな時でも ドイツ語で困ることはない! ということは
残念ながら なりません。。。

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どんなに頑張っても
外国語は外国語。
ドイツ人が大勢集まっての会話についていけなくなったり
ドイツ人がジョークを言っても一人理解できなかったり(周りのドイツ人は笑っているのに)
列車に乗ったら 車内放送のドイツ語が全く聞き取れなかったり(マイクを通すと余計に聞き取れないことも多いです)

どんなに頑張っても
田舎のおばあさんに言った たった一つの単語を理解してもらえなかったり、
お店で注文したら 誤解されて 違う商品を渡されたり

・・などということは 
実は 母国語を話していてもあり得ますが、 だからこそ 外国語ではもっと あり得る のです。

それでも  若い時は 
ドイツに来たばかりの時は
「今からしっかり勉強すれば 母国語の日本語のようにドイツ語をスラスラと理解して ペラペラと喋れるようになる!」と
楽観しちゃうんですよね。

そして
ドイツに住み始めて1年くらいしても ドイツ語がペラペラにならないのに だんだん落ち込んでしまう・・
(あれ、それは私だけ?)

外国語は外国語です。
いつまでたっても外国語です。
だから・・・
完璧には話せるようにはなりません。
だから 完璧を目指さなくて いいのです!

完璧をめざしていたら
一生かかっても外国語が使えない・・・・・

この記事へのコメント

  • 福ちゃん

    日本人はどうしても外国語はカタカナに直して理解しようとしますからね。
    たとえば KENTUCKY は「ケンタッキー」と言ってもアメリカ人には通じませんが、「金時(キントキ)」といえば、「ああ、KENTUCKY と言ってるんだ」と思ってもらえます。
    a little bit は「ア・リトル・ビット」ではなく「ア・リル・ビッ」
    Pen Pineapple Apple Pen は「ペン・パイナポー・アッポー・ペン」これはいいとこ行ってますが、「ペン・パイナポー・ラポー・ペン」と言えば完璧です。
    100%は無理でも工夫次第で、パーセンテージを上げることは可能だと思います。
    海外生活ゼロの私が偉そうなこと言いますがヾ(*´∀`*)ノ
    2017年04月17日 19:44
  • bienes

    こんばんは~白うさぎさん
    なるほどね~うんうんそうだろうなあ~って納得しましたよ 
    ”外国語は外国語”
    それを腹に落としていれば できなくて当たり前だから何もおそれることはない!
    いまだに聞き取りが苦手な私 生まれて60年も日本語耳なんだから
    突然のドイツ語に対応できる訳がないと 開き直って勉強します
    (#^^#)
    2017年04月17日 20:36
  • しろうさぎde

    福ちゃんさん

    ケンタッキーは「金時」! ああ、鳥の唐揚げが途端に日本のスイーツになってなんだか覚えやすいですね!・・はさておき、英語、特にアメリカ英語は カタカナで理解しようとすると大変でしょうね。 ドイツ語はまだ(方言にもよりますが)少しはカタカナでもなんとかなるかな?とも思いますが ドイツ語の発音はとても規則的なので カタカナで考えるのをやめるとかなり通じやすくなると思います。
    後は文脈で理解してもらいやすいように話す、ですかね。
    そう、パーセンテージをあげるのは可能で そのための努力をするのはとても大事ですね! ただ、現地にいるとそのうち100%完璧に話せるようになる、と思い込むのも危険ですね。一生勉強できるんだ!するんだ!と思えれば外国語暮らしも楽しいかと。
    2017年04月18日 03:55
  • しろうさぎde

    bienesさん

    こんばんは!!
    生まれて60年日本耳でも これからドイツ語を勉強するんだ!というチャレンジ精神、とても尊敬します! (フランス語で挫折した私です)そう、外国語ですもの、わからなくて当たり前、うまく喋れなくて当たり前、と思いつつ 勉強に励む方が 健全で前進しやすいと思います。 ドイツ人との会話で うまく言葉が出ない時は 内心、「しかたないよね〜外国語なんだから。日本語はパーフェクトよ!」と自分を慰めています。
    2017年04月18日 04:00