インゼル・ホンブロイヒ美術館を訪ねる

春が来て お天気の良い日があると 
屋内に閉じこもっているのが とても勿体無い!と感じます。
(冬が長い国ですから・・)

そこで お天気の良い春の1日、
デュッセルドルフから車で約15分くらいのところにある
インゼル・ホンブロイヒ美術館(Museum Insel Hombroich)に出かけて来ました。

美術館というと 普通は大きな建物に絵画などが展示してありますが
このホンブロイヒの美術館は 
広大な敷地の自然に囲まれた中に いくつかのパビリオンがあり、
その中に絵画や彫刻、外国の伝統芸術の作品などが展示されています。

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入り口(Eingang)はちょうど改修中らしく、プレハブのチケット売り場。
ここでチケットを買って美術館の敷地へ入ります。

インゼル・ホンブロイヒ インゼル=Insel=島 
ホンブロイヒという地名の場所にある 美術館の島、です。

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敷地内は 川が流れ、カモなどの鳥も泳いでいます。
緑豊かで 散歩をするだけでも 楽しいところです。

広い公園を歩いていると ところどころにこのようなパビリオンが。
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これは 入り口に一番近いところに建っているパビリオン。
この高い塔のような建物は とくに絵画などは展示されていませんが
中はこのように 自然の光がはいり、この光自体が芸術になっています。

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他のパビリオンには 絵画など作品が多く展示されていますが
ほとんどの部屋には 人口的な照明はなく(一応、取り付けられている部屋もありますが 今回のようにお天気も良い日には使用されていませんでした)天井からの自然の光が十分に差し込み、その光だけで 作品を見るようにできています。



また 作品に関する説明は 一切ありません。 タイトルもありません。
どの国から来た作品かも書いてありません。
鑑賞する人がそれぞれ 先入観なしに 作品を見て、自分で いろいろ考えて欲しい、というコンセプトからなっています。

歩いていると 突然 いろいろなオブジェを見つけます。

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この美術館は 
カール・ハインリッヒ・ミュラー(Karl-Heinrich Müller 1936-2007)が 自分のコレクションを展示するために作られました。
彼は 大変な美術品収集家であり、また考古学にも関心を寄せていたようです。

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工房もあって、 時々、工房でなにか作業をしているのを見学できたり、時間があえば 話をさせてもらえることもあります。

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何しろ 自然に囲まれた広い敷地で ピクニックでもしたくなりますが それは禁止。
そのかわり、カフェテリアがあり そこでは 
ミネラルウォーター、コーヒー、お茶
じゃがいも、クヴァーク(Quark)、パン、ジャム、りんごなどをいただけます。

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太陽の光が十分に入るカフェテリアですが
建物の前にもたくさんの椅子やテーブルがあり、
戸外でゆっくり 自然の中で食事ができます。

Museuminsel essen

じゃがいもにクヴァークがとても美味しいですよ。
(手前の白いクリームのようなものがクヴァーク)

一休みした後は また美術鑑賞を。

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石のオブジェの前には2羽の仲の良い雁(Graugänse)。
水仙の花もあちこちに咲いていて 春が来たのを実感させてくれます。

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インゼル・ホンブロイヒ美術館の敷地は 湿原地帯にあるので 
敷地のあちらこちらに池や川があり、四季折々の風景を見せてくれるようです。


しっかり歩いて
しっかり美術鑑賞をして
しっかり食べた後は

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この回転扉を押して 現実に戻りましょうか・・・

自然と芸術品が融合する 楽しい公園でした。

====Museum Insel Hombroich===
Minkel 2
41472 Neuss

開館時間   4月〜9月  10:00~19:00
       10月〜3月 10:00~17:00

入場料    大人15ユーロ
       学生7ユーロ  (6歳以下無料)

(詳しくは Museum Insel HombroichのHPで)

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